□TRPGって何?
TRPGとは、Table talk Role Playing Game(TはTextとする説も聞いたことありますが)の略称です。
略称からわかるように本来は卓を囲んで、会話とダイスで繰り広げるゲームですが、私たちはそれを乱数処理ができる特製の『ダイスチャット』を使ってオンラインでやってました。
TRPGにはD&D、ソードワールドなどなど既存のルールブックが複数種類あり、それぞれ行動やらキャラ作成やらに結構いろんな制約がかかって面倒くさいので(その制約やルールゆえのおもしろさもあるのですが)、いっそそんなもの丸投げして好き勝手やっちまえ☆…だけではないのでしょうが、おそらくそんなノリでオリジナルルールを採用しています。
オリジナルルールで行くことにしたが穴だらけで次々修正されていったのもいい思い出…。
まぁ要するに、
観月「好きにキャラクター作って好きな技作って好きに動かせる、超絶自由度のゲームなのですね?」
治助「まぁものすごくかみ砕いて言えば」
観月「乗った!」
なりきりチャットかリレー小説、即興劇の発展系と私は解釈しています。
…TRPGとはなんぞや、という話を下手にすると専門用語入り乱れる論争になってしまうので、そのへんは軽く流していただきたい。
□知ってて欲しい、うちのTRPG基礎単語
GM(ゲームマスター)
好き勝手動こうとするキャラクターを必死に誘導して、時にはプレイヤー同士のいざこざの仲裁にまで入らなければならなかったハードな司会進行役。いいシナリオやネタを思いついても、GM力が低いとグダグダに。
ダイス判定
ドラマをキャラはおろかプレイヤー、GMすら思いもしない方向に転がしかねない、TRPGの目玉。あがるは悲鳴か歓声か。
特に戦闘イベントの時に、毎ターンの命中・回避判定、復活判定などを行うために連発される。
関連項目>クリティカル、ファンブル、復活判定、ダイス神
クリティカル
劇的な成功。命中判定のダイスは主に1D100(1〜100の数字がランダムに一つ選ばれる)で行うのですが、それが10以下だとクリティカルになります。戦闘におけるクリティカルの効果というのはダメージ2倍or再行動(任意選択)。1を出した場合はそのボーナス両方。結構でかいです。
ただし、敵もクリティカル出すことがあります。
戦局や実力差をひっくり返すこともままあります。一対一で、魔術師(HP少、一撃で体力半分ぐらい削られかねない)が魔法戦士(HP多、その上一撃が重いって反則だろう)に勝っちゃったり…
ファンブル
劇的な失敗。命中判定で91以上を出してしまった場合、次のターンで回避力0になってしまいます。さらに、100なんか出してしまうと回避力0に加えて行動不可に…。
このペナルティ自体も痛いのですが、屈辱の方が大きいです。
ここぞというシーンで、かっこいい前フリ演出して、放った技がファンブルだった日には。
…そのせいか派手な前演出をするとファンブルになるというジンクスもあったなぁ…
復活判定
HPが0になっても1D100であらかじめ各キャラ毎に設定された『根性値』以下を出せば起きあがってこれます。
か弱く死にやすい魔術師はこれをやる機会が多いのですが、キャラメイク時に精神値を高く割りふっていることが多いので、屈強な戦士より根性復活率が高かったりして笑えます。ある意味バランス取れてるけど。
ダイス神
思わぬところでクリティカルが出て、決めたい場面でファンブルになって、でもここぞというシーンで感動的にクリティカルが出て…
数々の感動と笑いを呼んだダイス判定のままならなさから、いつしか『ダイス神』なんて言葉ができました。
用例:うわぁ、今日ダイス神機嫌悪い!
SSには出てきません、念のため。
人間界
いわゆる、私たちの住むこの世界。でも結構人外が平然と紛れ込んでいる。
メイン舞台、黒川市は広島県と山口県の県境というローカルな設定(笑)。
矢浜港
戦闘イベントメイン舞台。廃港にもかかわらず、何故か人(人外も)がいっぱい訪れる。冥界への道が開きやすい。
雄樋土山
冥界への道が開きやすい、もう一つの戦闘メイン舞台…のはずなのだが、あんまり人気ない。わざわざ山に登るのが嫌なのか(キャラが)、地名が変換しづらかったからか(プレイヤーが)。
おれのじんせぇ
みんなのたまり場。酒場だの酒屋だのたまに間違われた(プレイヤーに)が、正しくは居酒屋。広そうなのに、当初泉一人で切り盛りされていた謎の店。さらに、たまに店内乱闘が起こるのに全く問題にならない謎の店。
冥界
死後の世界、というより異界の総称。いくつもの種族、いくつもの国が存在する。面積が地球の40倍とべらぼうに広い。
それをほぼ4等分する形で4つの大陸(説明原文は島になってますが、その面積は島じゃない)があり、A〜D界と分類命名されてます。まぁなんて理系的。
詳細は、こちら(TABLE TOP内の解説に飛びます)参照です。